ケアネット活動の大きな目的は、
- 軽い認知症のひとり暮らしの高齢者
- 昼間、ひとりで家にいる高齢者
- 閉じこもりがちな人がいる世帯
- 子育てに不安をもっている世帯
- 心身に障がいを持つ方や支える家族の方
- 今は大丈夫だけど、将来が心配な方や世帯
など、要支援者・世帯とともに、地域住民、専門職(機関)が一緒になって課題解決を図ることです。
また、地域のニーズを把握し、その解決に取り組む活動を通じて住民参加による福祉コミュニティづくりを推進することです。
- 地域住民でチーム(3名程度)をつくり、要支援者の生活上のニーズを把握し、その人が、その人らしい生活を送れるよう日常生活を支援します。
- 困難な事例に関しては、ケアネット活動コーディネーターが専門職(機関)との調整にあたり、ケアネットチームと専門職(機関)が連携し支援を行います。
- 活動内容は、声掛け、話し相手、見守りをはじめ住民ができる簡単な家事援助など要支援者の状況により様々です。
- 市町村社会福祉協議会のケアネットセンターに配置され、住民座談会の開催やふれあい・いきいきサロンへの支援を通し、地域の生活上のニーズにどう対応するかを住民と共に考え(ケアネット会議)、ケアネットチームを編成し支援します。
- 要支援者の状況や変化を把握し、ケアネットチームが活動を行うためのサービスプログラムをつくります。
- 専門職(機関)とネットワークにより、地域のニーズ把握や活動に必要な連絡・調整を行います。