雇用形態
正職員と非正規職員があり、雇用形態によって、勤務時間、給与、休日等雇用条件が異なります。
- ポイント
- 契約期間の定めがない(定年を除く)職員を正規職員、1年間等何らかの期間の定めがある職員を非正規職員と言います。
非正規職員の中には、正規職員と同じくフルタイムで働く常勤職員(嘱託、契約、臨時等)と、正規職員より短い時間働くパートタイム職員(非常勤、パート等)がいます。
希望する施設・事業所の正規職員の募集がない場合、別の施設・事業所を探す前に、フルタイムの非正規職員採用がないか確認してみましょう。非正規職員として施設での業務経験を積みながら正規職員の採用を待つという選択肢もあります。
応募要件
福祉資格、学歴、新卒学生の取扱いなど、応募の必要な条件が記載されます。
いずれの条件も「必須」か「希望」かをよく確かめましょう。送迎や訪問のある施設・事業所の場合には、自動車運転免許が求められることが多くあります。
- ポイント
- 要件を満たさない項目がある場合でも選考の対象となることがあるので、積極的に相談窓口または事業所に確認しましょう。
給与
基本給(常勤は月給、非常勤は日給または時給が主)のほかに各種手当等が記載されます。所得税は別途徴収されます。
手当には一律手当といって、決まった金額が付与される手当と、夜勤手当・宿直手当・通勤手当等個々の通勤状況に応じて支払われる手当てがあります。賞与の金額は、通常「基本給×月数」で算出されます。
給与
4種類の保険があり、雇用形態によって加入の義務が異なります。
いずれも本人の意思により個人で加入手続きするのではなく、条件を満たした場合は必ず施設・事業所の責任において加入します。
労災保険以外は保険料を一部自己負担し、給与はこれを差し引いたものが支払われます。いずれにしても、雇用形態により加入条件が異なるので、施設・事業所に確認しましょう。
- 労災保険・・・業務上や通勤上で被った病気や怪我、死亡等の災害の保障
- 雇用保険・・・失業時や育児休業時の保障
- 健康保険・・・業務上や通勤上「以外」の原因による病気や怪我、死亡等の保障
- 厚生年金・・・老齢や障害、死亡などの際の長期給付の保障